こんにちは、Hazuki(@August742Leaf)です。
今回はロサンゼルスで部屋探しを考えた時に5年間現地に留学をして、その間に6回引っ越しをした私がオススメするサイトや家賃の相場など、部屋探しの方法について解説します。
この記事はこんな方におすすめです。
- アメリカで部屋探しを考えてる留学生
- ロサンゼルスで部屋探しの方法がわからない人
- ロサンゼルスで住む場所に困っている人
以前、「Zuma Housing」と言う留学生向けのサイトでの住まい探しを紹介させていただきました。
こちらの手段では見ず知らずの他の留学生や州外から来たアメリカ人と一緒に住むことになるので一般的なアメリカっぽい生活をする分にはオススメです。
とは言え、より割安なアパートを見つけたかったり、「見ず知らずの人と生活するのはちゃっと…」と言う方には他のオプションがありますので安心して最後まで読んで下さい。
また、住む場所が無くなると私のようにロサンゼルスで野宿のような危険で過酷な目に合ってしまう可能性があるので、こちらの記事を見てやめておきましょう。
これを読み終えた頃にはロサンゼルスで部屋をどこで探せば良いのか把握できますので、行動に写せるかと思います。
私の記事が皆様のお役に立つ事ができれば幸いです。
Contents
インターネット・アプリで探す
1番手っ取り早く部屋を探す方法はインターネットやアプリを駆使する事です。
留学生の皆様には一度自力で探す事をお勧めします。
と言うのも一度不動産を交渉しておくと、
- 長期的に住むときの自分なりの基準
- 物件を探している地域の家賃の相場
- 騙されてたり、必要以上に不利な契約を結ばされていないかの判断
などなど、アメリカで世渡りをしていく上で後々理解しておくと役に立つ事情がたくさんあるからです。
こちらではロサンゼルスで物件探しをする際に役に立つ、お勧めのアプリをいくつか紹介します。
私たち留学生はSocial Security Number (社会保障番号、SSN)が無くて、物件探しはアメリカ人に比べると難しいのは確かですが、以下のサイト/アプリで情報を抑えておくだけでアパート探しがかなり楽になります。
こちらにいくつかお勧めのアプリを紹介します。
Westside Rentals
ロサンゼルスやその近郊でアパートを探す分には”Westside Rentals”が最もおすすめです。
ウェブサイトもございますので是非チェックしてみて下さい。
URL:https://www.westsiderentals.com
こちらのサイトの強みはロサンゼルス近郊に特化した情報量です。
北はVenturaやSanta Clarita、南はサンディエゴまで幅広いエリアを網羅しており、様々な物件を見ることができます。
こちらのサイトでは部屋数やバスルームの数、家賃などで条件を設定しアパートを探すことができます。
そして気に行った物件がある場合直接連絡も取ることができます。
私はこちらのサイトで見つけたアパートでサンタモニカカレッジの2年間を過ごしました。
Zillow Rentals
こちらのZillowと言うアプリも現地の友人がよく利用していたアプリです。
こちらはアメリカ全土の情報を網羅し、貸し借りや売買をすることのできるページです。
私自身はこちらのアプリからアパートを見つけられませんでしたが、それでも家賃の相場や部屋のサイズなどを比較して調べることができるのがありがたいです。
一つのアプリやサイトでは網羅し切れてない物件がある可能性はありますので、比較対象として利用するのも有効です。
クラシファイドサイトで探す
アパートを丸々借りずとも「プライベートルーム1つ」などより気軽に借りたい場合はクラシファイドサイトを利用してみるのがおすすめです。
クラシファイドサイトではルームメイトを探す他にも、情報交換や物の売買、あるいは出会いを求めた男女が交流する場所であったりもします。
こちらではロサンゼルスでお勧めのクラシファイドを2つ紹介します。
びびなび
ロサンゼルスでおすすめのクラシファイドサイトは「びびなび」です。
びびなびは海外に住んでいる日本人向けのクラシファイドサイトで、不動産売買や情報交換、物の売り買い、スポーツなどの愛好者の集まりなど海外の日本人社会で役立てることができます。
日本人の方はきれいに使ってくれる人が多いので自分が一時帰国している間、ロサンゼルスで宿泊先を探している観光客や、本格的に物件を探したいので仮住まいとして住処を探している留学生や社会人の方に自分の部屋を「又貸し」して家賃を節約していた事もありました。
日本人から現地の情報を仕入れたい場合はお勧めのサイトです。
Craigslist
もう一つのお勧めサイトは「Craigslist」です。
Craigslist:https://losangeles.craigslist.org/?lang=ja
Craigslistは日本人のみならず、現地の人などもたくさんやってくるいわゆる”本場”のクラシファイドサイトです。
ご覧のように日本語表示にすることもできますが、基本的に中のチャットのコミュニケーションは全て英語です。
ですが、その分より多くの人が参加し、情報量も多めになります。
注意点
クラシファイドサイトを利用する上で注意点がいくつかあります。
クラシファイドサイトは最終的に個人同士のやり取りですのでトラブルが起こりうる物です。
こちらに私自身や私の身に周りの人が実際に体験したトラブルを紹介します。
- びびなびで「1ヶ月450ドルでプライベートルーム」のような正直信じられないくらい安い値段で表示している所があったので内見してみた所めちゃくちゃ汚かったことがあります。更にそこの住人が「料理を作れ」「部屋を掃除しろ」などと要求してきたため、却下しました。
- サンタモニカカレッジ時代のルームメイトはアパートを内見して引っ越しをしようとすると約束料だと言われて、デポジットのみを取られ蒸発されてしまったケースもあります。
- 先輩にはCraigslistで車を購入したは良いものの、鍵を渡す事を渋られ、そのまま蒸発されてしまい、動きもしない巨大な金属の塊を買ってしまったという苦い体験談も聞いたこともあります。
などなど実際に私の周辺でもトラブルが度々起こっており、注意が必要です。
アメリカでは基本的に「安かろう、悪かろう」ですので、あまりにも相場と比べて安い場合、何か裏があるのではとある程度警戒しておくと後々のトラブルを防ぐことにつながります。
その他契約に関する注意点
物件の探し方をここまで紹介して行きましたが、これ以降は契約前に確認すべき注意点を紹介していきます。
結構大きい金額が動くことになりますし、毎日寝て過ごす場所ですので、しっかり確認することが大切です。
こちらにポイントをまとめましたので、しっかり読んで、トラブルを防ぎましょう。
内見は絶対する事
まず、内見は絶対にしましょう。
これをするだけで、後で管理人やアパートとのトラブルを防ぐ事につながります。
現地に行かないと分からないこともありますので、最後は自分の足で確認するようにしましょう。
私自身も編入時に引っ越しの部屋探ししようとインターネットを調べていた所、写真の印象が良く、その場所の周囲の物件に比べて安めの物件だったため、管理人さんと連絡を取り、内見をさせていただきました。すると…..
- 掃除が行き届いておらず明らかに何ヶ月も手入れがされていない
- 床が傾いている
- 水道管が錆びている
- 壁や窓の塗装がハゲかけている
- 日のあたりが悪い
など思いつくだけでも問題がたくさん見つかったため、違う物件を探す事にしました。
お金はあまりかけたくはありませんが、流石に毎日ここで生活するとなると衛生面や精神面でもストレスがたまる予想は容易にできました。
このような都合の悪い情報は表に出てくることがないですので、実際に自分の目で見て、肌で感じた印象で判断すると引っ越しの際のリスクを減らすことができます。
ですので内見は絶対行って下さい!
家賃の相場はどれくらい?
ロサンゼルスは非常に広い範囲ですので、家賃の相場はあまり決まっておらずまちまちな状態です。
全体的に言えば、治安の良いサンタモニカやUCLAがあるウエストウッドなどは交通の便も便利で1部屋あたり1ヶ月で1,200〜1,500ドルくらいはします。
ルームメイトとシェアすることでコストを抑えることはできますが、やはりそれくらいはかかってしまいます。
車が必要なグレンデールやサンガブリエルは比較的安価に済ませる事も可能です。
また、極端に安いエリアは治安がかなり悪い可能性がありますので一度下の記事を参考にしてみてくださいね。
また、日本と比較してロサンゼルスは不動産をはじめとする物価の上昇が激しく、家賃をあげないようにするのは結構大変でした。
詳しくはこちらの物価の記事をどうぞ!
私のアメリカ留学期間の家賃はこちらに詳しく買いてあります。
デポジットはいくらが上限?
次に気をつけるべきことはデポジットの金額です。
デポジットとは日本で言うところの敷金みたいなもので、退去する際に特に問題がなければ帰ってくるお金です。
先述の通り、SSNが無い留学生は信用が無いため、不動産の管理人や会社も貸す側として心配なのです。
一部の会社はI-20の学費や銀行のステートメントで代用してくれる場合もありますが….。
そのため、一部の個人や管理会社はデポジットを多めに請求してくる場合があります。
ですが、カリフォルニアの地主とテナントに関する法律によるとデポジットは2ヶ月以上請求することができないようになっています。
例えば$2500ドルのアパートでしたら、$5000ドル以上は法律上請求できないようになっています。
もし、その基準を遥かに上回っているようであれば指摘したり、交渉するようにしましょう。
Source:https://www.nolo.com/legal-encyclopedia/california-security-deposits-36199.html
帰ってくるとは言え、めちゃくちゃ高い金額を払いますので…。
いいと思った物件は即決しよう
自分が「いいな!」と思った物件は他の人もそう思っている可能性が高いですので、契約できるならすぐにした方がいいです。
とはいえ、やはりデポジットだけを抜いて逃亡などされてはただお金を失ってしまうだけですので、それまでにしっかり吟味をするようにしましょう。
このバランスを留学中に養えると、今後も役に立ちます!
良いと思った物件は躊躇せずに早めに契約してしまいましょう。
おわり
以上、私が5年間の留学生活で培ったロサンゼルスの部屋探しノウハウについての紹介でした。
アパートを借りる際には1〜2年の契約などのスパンがありますが、不動産の価格が上がっているロサンゼルスはどんどん家賃が上がっていますので、将来的に引っ越しを考えている人は数百ドル程度値上がりする事を前提に考えておきましょう。
こちらにアメリカ留学でかかった費用や物価の変化についての記事も上げておきます↓
皆様のお役に立つことができれば幸いです。