今回はアメリカに5年間も留学した私が、「どれくらい留学すれば英語をペラペラに話す事ができるか」という疑問に答えていきます。
先日、Twitterのタイムラインを眺めていた所、オーストラリア留学中の方が「3ヶ月留学したらペラペラになると思っていたら、理想と現実にはギャップがあった」というものがありましたのでこんなツイートをさせていただきました。
トーク力と編集力高すぎて最後までみてしまいました👏🤣
3ヶ月どころか、5年も留学していたにも関わらず、いまだに英語に至らない部分があるなと感じてます。
日常生活で基本的に困ることはありませんが、学術的な専門用語や予備知識といった細かな部分に関してはまだまだネイティブには程遠いです。 https://t.co/Etw4euaLIS
— Hazuki@🇺🇸で中国語🇨🇳覚えた人 (@August742Leaf) January 17, 2020
結論から言いますと、私も2014年から2019年の間、アメリカに留学し、現地で大学の学位を習得しましたが、未だに至らない部分がたくさんあるなと思っています。
その点につきまして、解説していきます。
今回の記事はあくまでも個人的主観ですので、私の考えに同感な方も反対な方も意見交換大歓迎です。
ちなみに私は2014年のIETLS(留学から数ヶ月5.0)を受けて以降、TOEICやTOEFL等の英語のテストを受けた事がないので、現在数値化できる英語力がないため、近いうちにTOEICでも受けてみようかなと考えている今日この頃です。
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5年ほど留学していましたが…。
まず、結論から言いますと、私自信は英語ペラペラには程遠いなと実感しています。
などと聞こえてきそうですが、実際に私の英語力はまだまだだなと感じています。
確かに私はアメリカに5年間も留学し、
- 語学学校
- 2年生大学
- 4年生大学
卒業してきました。
学生生活もちゃんと勉強しましたし、結構な量の論文もこなしましたし、クラスの前でプレゼンテーションなんかもかなりやりました(もちろん全部英語でです)。
ある程度、言葉というのは慣れもあるので、何度も使う言い回しや単語は耳や口が覚えています。
現時点で私の英語力はペラペラには程遠いとは実感していますが、日常生活に支障があまりありません。
レストランで注文したり、旅行に行くぐらいの英語なら何の問題もありませんし、リスニングや発音もアメリカに来る前と後では大分違います。日本人特有の発音の癖もかなり減らせたと思います。
ですが、そこまでで私の英語力は止まっているなという印象です。
環境が変われば必要な英語力は変化する
ではなぜアメリカに5年も留学していながらペラペラではないと自覚しているのか?
それは環境が変われば必要な英語力はゲームのレベルのように変化すると思うからです。
私自身の体験から言いますと、
- 初めての海外旅行で必要なレベルの英語
- 語学学校レベルの英語
- コミカレレベルの英語
- 4年生大学レベルの英語
- ビジネスで使うレベルの英語
の難易度は異ります。
具体的に言えば、
- 「どこに行きたい」
- 「お腹すいた」
- 「トイレ行きたい」
などの簡単な英語は義務教育で英語を習った人なら留学経験が無く、それほど英語に自信が無くても使えるレベルの英語です。
それが語学学校やカレッジのレベルでは「授業の履修」「アパートの契約」など少しづつ使用する英語のレベルが上がってきます。
英語でプレゼンテーションや論文を重ねていると、日本語ですらも理解しているか怪しい部分も出てくると思います。
求められる英語のレベルがどんどん上がっていくからです。
4年生大学の専攻科目まで行けば、日本語でなんと言えば分からなくなるものも沢山増えてきます。
大学を卒業して働くとなれば、専門知識がなければ全くついていけなくなるという事もざらに起こります。
私の場合、仕事でも英語を使う機会が多いので、基礎知識や専門用の語彙などが不足しているケースでは非常に英語力不足を感じます。
小さい頃から英語“しか”話していない方と比べると圧倒的な差を感じます。
こちらは彼らにはない日本語や、後に習得して中国語もありますがまだまだです。
ひょっとしたらペラペラの要求が高いのかもしれませんが、正直な感想です。
英語力の向上のコツはやめない事
ここまで留学すれば英語はペラペラに慣れるのか?という問いに厳しめの回答をさせていただきましたが、なるべくペラペラに近づくにはどうすればいいのでしょうか?
答えは単純です。必要なレベルに合わせて地道に勉強するしかないのです。
英語学習は一人でも可能ですが、学校に通ったり留学したりする事は、同じ意識を持った人と交流してモチベーションを高めたり、嫌が応でも英語を使わなきゃいけない環境づくりという点では非常に効果的です。
最近ではフィリピン留学が安くて、社会人になってからでもお手軽に留学する事ができます。
フィリピンでは小学1年生から”英語を”学ぶのでは無く”英語で”学習が行われているので、英語力に富んだ人材が多く、学習の環境も揃っています。
アメリカ留学よりも遥かにコストが低いので、その点ではおすすめです。
また、こちらの記事では私が実際に実際した英語の勉強法を紹介していますので、こちらも参考にしていただけますと幸いです。
それでは、今回はここらで失礼します。