こんにちは、Hazuki(@August742Leaf)です。
今回はアメリカの大学で初めて授業をとる際に、なるべくいい教授の授業を受けられるようなテクニックを紹介します。
以前こちらの記事で”いい”教授を選ぶための戦略を具体例を入れて解説させていただきました。
とはいえ、授業の内容であれ、成績の方面であれ、いい教授の授業やはりみんな履修したいですよね。
そんなあなたのために、実際にアメリカの大学を卒業した私が実践した戦略を紹介します。
「いいクラスが取れない」とお悩みのあなたのお助けになれたら幸いです。
Contents
最初の学期は良い授業が取り辛い
まず、本当に残念なお話なのですが、新入生は良い授業が非常に取り辛いです。
基本的にアメリカの大学での授業取りは日本の大学にあるような、抽選のようなシステムではなく早い者勝ちの世界です。
アメリカの大学の授業への登録(エンロール, enroll)はその前の学期の前の学期の中間あたりから既に始まっており、そもそも入学していない新入生が付け入る余地がありません。
それに加えて、
- 退役軍人
- アスリート(セレクションで選ばれたスポーツチームに所属している人)
- Honor’s Program(成績優秀な人たちのプログラム)
以上のような人たちがまず優先的に授業をとれるようになっており、その後取得した単位や学年が多い順番にクラスのエンロールが始まります。
悪い言い方をすれば先輩たちがクラスを取った後の残りにしか新入生は入れないんです。
ですので最初の学期に新入生がいいクラスを取るのは実際、かなり難しいです。
ただ黙って指を加えて待っているしかないのか?
そんなことはありません。
それでは新入生や取得単位の少ない学生が良いクラスを取るためにはどうすればいいのかをこちらで紹介していきます。
Waitlistはなるべく確保しよう!
まず最初の戦略は、もしWaitlistという枠が残っていたら絶対に確保しておくということです。
Waitlistとは授業の枠がいっぱいになってしまった場合の優先的な補欠の枠みたいなものです。
仮に授業をエンロールした学生が授業についていけなくなったり、他の授業とスケジュールが被ったなどの原因で落とす(ドロップする)場合、状況にもよりますが、Waitlistの学生が優先的にエンロールできるという仕組みです。
学期が始まって最初の1週間、2週間でクラスメートが変わることなんて、アメリカでは結構普通なことです。
教授によってはあまり効力を発揮しないこともありますが、それでも入っておいて損はありません。
教授とコミュニケーションをとる
次にやるべきことは、履修したい授業の教授とコミュニケーションをとることです。
ここで重要なのは顔や名前を覚えてもらうことです。
例えば「どうしてもあなたのクラスを受けたいです!」みたいなメールを送ってみましょう。
大抵の場合、大学のサイトのどこかに教授の連絡先が記載されています。
もし、オフィスの位置がわかっているなら、直接行ってみるのもありでしょう。
そこでいかに自分が「この科目をどうしてもあなたのクラスで取りたい!」ということを徹底的にアピールしましょう。
こんな時は自己主張してナンボです。
- 「これが取れないと編入に影響する!」
- 「卒業できない!」
- 「もう既に教科書を買ってしまっている」
高い学費を払って受ける以上、引き出せるものはどんどん引き出しましょう。
1回目の授業に行き、クラッシュしよう!
さて、実際に学期が始まってしまってもまだ焦るのは早いですし、むしろこれからが本番だといえます。
次の戦略とは、例え授業にエンロールできず、Waitlistに入れずとも、1回目の授業に出席することです。
これを”クラッシュ”と呼んでいます。
クラッシュが成功すると教授からadd codeと呼ばれる特殊なルートで新たにクラスがエンロールできる可能性があります。
ここでWaitlistに入っていると優先的にクラッシュを受け付けている場合もありますので、入っている人もしっかり1回目の授業には行くようにしましょう。
ここで先ほどのように教授と連絡をとっていると「私、こないだ連絡した〇〇ですよ!」というアピールにもつながります。
ここでもひたすらアタックすることが少しでも希望科目をゲットするチャンスにつながります。
難しい1学期目を乗り越えて素敵なキャンパスライフを!
- Waitlistに入る
- 教授と積極的にコミュニケーションをとる
- 1回目の授業にクラッシュする
以上3点、アメリカの大学でいい教授のクラスを取る確率を上げるためのテクニックの紹介でした。
留学したての時は文字通り右も左もわからず迷走しそうになることがありますよね。
このブログでは私のそんな経験を頻繁にシェアしていきます。
これを読んでいただいたあなたのお役に立つことができたら何よりです。