アメリカ留学

【正規留学】アメリカの大学生の1学期をまとめてみた【UCLA編】

こんにちは、Hazuki(@August742Leaf)です。

今回は私がかつて通っていたカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の1学期の流れをこちらのブログ記事にまとめてみました。

  • アメリカの留学生活ってどんな感じ?
  • アメリカの大学生はめちゃくちゃ勉強するってのは本当?
  • アメリカの大学のスケジュールは具体的に何してるの?

今回の記事ではそんな疑問にお答えすべく、私の実際の経験からアメリカに留学している大学生の1学期の流れを見ていきます。

これから留学する人やUCLAに留学したい人の参考になる事ができれば幸いです。

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Contents

アメリカの大学の学期:セメスターとクォーター

アメリカの大学には大きく2種類の学期制度があります。

それが、セメスター(2学期)制とクォーター制(3学期)制です。

詳しくは以下の記事に記載がありますのでよろしければどうぞ⬇️

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学校ごとに若干異なりますが、大まかにいうと以下のようなスパンです。

  • セメスターでは16〜18週間で1学期
  • クォーターでは10週間で1学期

セメスター制ではより多くの授業の履修が求められ、クォーター制ではセメスターほど多くの授業を取らなくても大丈夫ですが、より授業の流れがスピーディーになります。

Hazukiさん
Hazukiさん
ぶっちゃけた話、どっちも簡単ではありません。

ちなみに私が通っていたUCLAはクォーターです。

UCLAの1学期:授業の進行が凄く早い+宿題も多い

ここでUCLAの大まかな1ヶ月の流れを紹介していきます。

おそらくこれまでアメリカへの正規留学を考えたことのある人はお分かりだとは思いますが、10週間で1学期を終わらせることはめちゃくちゃ大変です。

100%私の主観ですが、めちゃくちゃ勉強します!

以前ツイートをさせていただきましたが、コミカレと4年制大学のレベルは全然違います。

Hazukiさん
Hazukiさん
私はManagementのテストで66点満点中6点しか取れなかったこともあります泣

それでは1学期のおよその流れを解説していきます!

Week1〜3:スタートダッシュを切れないと大変

アメリカの大学では学期が始まると1回目の授業でシラバスが渡され、毎回の授業でカバーする範囲や宿題、テストのタイミングが公表されます。

10週間しかないクォーター制ではとにかくスタートダッシュが重要です。

授業が多くて週に3回、少なければ1回しかありませんし、休日が重なった場合は更に授業日数が削られていく可能性があります。

そのため1回の授業の内容量がものすごく濃厚になり、授業スピードも半端なものじゃありません。

アメリカの大学生ライフはスタートダッシュを切れない場合、最後まで修正できず、グダグダが学期を送ってしまう….。

GPAを気にしている場合、それは命取りです。

ですので、シラバスを渡された場合は必ず目を通して、いつまでに、どれくらいの予習や課題をこなさなければならないかを把握しておく必要があります。

もしグループでプロジェクトがある場合は1回目の授業から周りのクラスメートに話しかけ、チームメイト探しも欠かせません。

Week4〜6:早くも中間考査

クォーターの学期では日本の中学、高校では比べられないようなスピードで授業が進行していき、Week4〜6の間に早くもMidterm Exam(中間考査) が待っています。

授業にようやく慣れて来たかななんて思っていたら、もう学期半分が過ぎてしまうといった状態です。

スタートダッシュにつまづき、モタモタしているとそろそろリカバリーが難しい時期になっていきます。

日々の課題をこなし、週に2回ほどの授業に備えて予習も欠かせません。

テスト前に復習して間に合うような勉強はできません。

Week7〜9:期末試験に向けてラストスパート

ミッドタームが終われば残りはFinal(期末)の試験や論文、グループプロジェクトに向けて最後のラストスパートになります。

中間考査でしくじってリカバリーと行きたい場合は現在進行形で行なっている課題をこなしつつ復習を行うのは容易ではありません。

何度も言う通り10週間しかなく、授業回数もせいぜい20回程度。

そのうちの10回分以上を既に受けており、鬼のような量の課題や予習が待ち受けている中で、中間考査の時も踏ん張れずにここまでくるとかなりしんどいです。

グループプロジェクトがあれば、少なくとも自分のパートくらいはクラスメートの前で話せるようにしておかなければなりませんし(もちろん全部英語で)、質疑応答に答えられるようにもしておかなければならないためリサーチも欠かせません。

ここまで来れば学期終わりまであとすこし。頑張りましょう。

Week10, Final Exam:期末試験、あっという間の1学期

学期の最終盤にはFinal Examという期末試験や論文提出、プレゼンテーション発表などが待っています。

UCLAにはWeek 10という授業の最終週の他にFinal Exam Weekというものがあり、試験のためだけの週が設定されていますが、その週を使うか使わないかは教授の自由であり、手取り早く終わらせたい教授はWeek10に期末試験等を持ってくる場合があります。

その辺についてはしっかりとシラバスで確認しましょう。

Final Examが近くなると勉強のために図書館はいつも人で一杯になり、また24時間開放される図書館もあり、少しでも勉強する時間を増やすため、ブランケットと歯ブラシを持って図書館に泊まる生徒すらいます。

「今週さえ終われば自由だ」と言わんばかりに必死に詰め込んだりする最後の追い込みです。

これまでの学習の成果を存分に発揮しましょう。

ダメだった場合でも。。。。まぁ死にはしません。

こうしてUCLAの1学期は怒涛の速さで終わります。

アメリカの大学で授業について行くために

アメリカでの大学生活はキャンパス内外で学習するものが多く、大変であるということは、この上の記述では書ききれないくらいです。

その中でも多くの時間を占める、授業についていくという点でどのように対応していけばいいのか、私なりにまとめてみましたので参考にしてください。

授業はその日のうちに覚えてしまう

まず、常日頃から意識しておくこととして、わからない部分があったら「家に帰ったら復習しよう…。」なんて思わず、正直にクラスメートや教授に聞きにいき、その日のうちに覚えてしまうことです。

私自身の失敗経験ではありますが、早く授業から解放されたくて「後でやろう」と思っているとすぐに課題や次の予習に追われて復習時間を充分に用意できないことが度々あります。

その日の授業を理解していれば、宿題をしていても余計にリサーチに時間を取られることはありませんし、次の授業の予習も前提が理解できている上で行えるので良いスパイラルを築くことができます。

100%は難しいとは思いますが、その日習ったことはその日のうちに覚えてしまうことが鉄則です。

やらないことを決める

授業に課題、クラブ活動に就職活動、その他プライベートなどやりたい事はたくさんあるとは思います。

そこで大切になってくるのは逆にやらないことを決めると言う事です。

「やらないことを決めるのはやることを決めるのと同じくらい大切だ」

というのはスティーブ・ジョブズの言葉ですが、自分が持っているリソースを集中させることで、無駄に考えている時間や、中途半端に終わってしまうと言うことを避けることができます。

物事には優先順位をつけてやらないと決めたことには手をつけないようにすると、「その日やるべき事」が明確になり、作業効率が上がったりします。

あなたの時間は24時間しかありませんので、大事に使いましょう。

適度に肩の力を抜く時間を作る

最後は上述のやらないことを決めることに似ていますが、「適度に手を抜く」と言うことです。

やることをやったら、思いっきり休んだり、遊んだりして気分転換や回復に努めることが大事です。

人がフルスロットルで集中して学習や仕事ができるのはせいぜい3〜5時間ぐらいが限度です。

どこかで緊張を緩めないと絶対疲れて継続した努力をすることは難しいです。

また、せっかくの留学生活が学校の図書館と自宅の往復だけなんてのも味気がないですし、日本でできない経験ができるのにもったいないのではと私は思います。

時にはメリハリをつけて、留学生活を120%楽しみましょう。

おわりに

以上、アメリカの大学生活の1学期の流れの紹介でした。

当ブログでは筆者が高校卒業後5年間を過ごしたアメリカ留学のノウハウや、現地で覚えた中国語学習、当ブログの成長などを記事にして書いています。

もし、この記事が気に入っていただけましたなら、以下の記事も参考にしていただけますと幸いです。

それではまた! See you next time!

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