中国で話題のシェア自転車(青洁单车)を体験してみました!
今回は広州近郊の街、佛山で話題のシェア自転車に試乗してみたので紹介します!
この記事は中国でシェア自転車を試してみたいけど、どうやって使っていいかわからない!
そんなあなたにおすすめです。
- 乗車する前の初期設定
- シェア自転車を解除して乗る方法
- 乗車の際や注意点
- 実際に乗ってみた感想
を紹介していきたいと思いますので疑問を解消していただけたら幸いです!
Contents
青洁单车(DiDi Bike)とは
ある程度整った都市の中であれば、シェア自転車はいくらでもあります。
最近ではofoが激しい競争に敗れ、アリババと滴滴がこの戦国時代を思わせるようなシェア自転車市場に参入してきました。
私はこの撮影場所付近で一番目立っていた青洁单车(DiDi Bike)を使用しました。
青洁单车は中国のライドシェアサービスで知られる滴滴出行が2018年1月よりリリースした比較的新しい勢力です。青色と緑色を混ぜたようなような色合いが印象的です。
- 滴滴出行のアプリから直接使えるアクセスの用意さがおすすめ!
- サービスが新しいので、自転車もわりと新しい
- またデポジットも必要ないので登録して身分証明をすればすぐ使用可能
以上の点から見ても青洁单车は使いやすくておすすめです!
シェア自転車をレンタルするための下準備
シェア自転車をレンタルするには下準備として本人確認が必要です。
Wi-Fiのみで自転車を利用可能にするのも難しいので電話番号とモバイルデータも準備しておくといいかもしてません。よろしければ下記リンクをご参考にしてください。
青洁单车を使うためにはまず、滴滴出行のアプリを開き、右側にある单车をタップします。
その後、いろいろ規約が出てきますので同意しましょう。
- 青色の区域の範囲外で停車すると管理費として5元追加で要求される
- 赤色の区域には駐車禁止
- 12歳以下の人はシェア自動車をレンタルできない
続きまして、身分証明のために本名と身分証の番号を要求されますが、基本こちらは現地の中国人に向けての話です。
身分証を持っていない私のような外国人(日本パスポート)は下記の”海外及港澳台人士认证”をタップしてください。
するとこちらのように提出するドキュメントが変更されましたのでそれぞれ、
- 护照(パスポート)
- 本名
- パスポート写真
- パスポート写真を開いたページとそれを持った状態の自分自身の写真
を提出します。
ここで必要なパスポート写真などは私が横向きで携帯で結構適当に撮った写真で全く問題ありませんでした。
顔やページがはっきり読めれば大丈夫です。
全てアップデートすると審査にかけられて3時間以内にSMSにて通知が来るとのことですので、しばらく待機です。
3時間後、テキストメッセージは来ることなく、まさか審査に落ちたのか?とQRコードのスキャンページで確認。
すると使用可能になってましたのでちょっと拍子抜けしましたが、早速試し乗りしてみたいと思います。
実際に乗ってみた
アンロックしてみましょう
アプリを使ってハンドルの中間にあったQRコードを読み取ります。Bluetoothを使い携帯と自転車を連動させると、ガチャっという音とともにロックが解除されました。
これでようやく自転車を動かすことができます!いっくぜー!
実際に自転車にまたがり、ハンドルを握ってみます。
日本の自転車に比べてちょっとシンプルな感じがしました。
- 右手には回すことで鳴らせるベル
- 両手側にブレーキがある
- グリップは手が疲れないようにか、握りやすいように手のひらの形に
- 座席の高さはわりと低めに設定されてたので自分で調整して固定
- 自転車のカゴがハンドルではなく車輪と固定されているため方向を変えてもカゴは動かないため(最初に動く時は戸惑いますが、すぐに慣れます)
- 自転車には切り替えなどはありません
- お年寄りの方でもすぐに動かせられるようにか非常に軽めに設計されています
乗車の際の注意
中国ではGoogle Mapは使えませんので携帯の地図アプリ”高德地图”や”百度地图”などの中国由来のアプリをナビゲーションにするといいと思います。
その際は盗難防止のためにポケットの中にしまうか、目に見えないところに置いておくこと友人に忠告されました。
自転車には上述の通り切り替えはありませんので、速く走りたい方には少し物足りないかもしれません。その代わり、立ちこぎしなくてもスイスイと行けるという感覚はありますし、体に負担があまりかからないのがありがたいですね。
自転車でどこを走るかについてですが、大抵の歩道には自転車専用レーンが付いてますのでこのレーンに沿って走るようにしていれば大丈夫だと思います。中国は日本とは逆方向の左ハンドルですので、右側を走るようにすると尚ベター。
自転車を降りたら
目的地に到達し、サイクリングを終えたらこちらのように手動でロックをして、WeChat Payを見て、お支払いを確認すれば完了です。
友人と景色を楽しみながらゆっくり走っていったので予想以上に目的地に行くのが遅くなってしまいました。その結果30分をこえると発生する超過料金がかかってしまいました。
それでも気になるお値段は超過料金を足しても合計でなんと2元です!日本円にしておよそ32円!いくらいまだに物価が日本より国とはいえ、安すぎてちょっとびっくりしました。
30分以内で走ればたったの1元で乗り捨てOKなんてお得すぎませんか!?
終わりに
以上、安くて便利なシェア自転車とその使用方法を紹介させていただきました。
実際に滞在していると理解できると思いますが、中国は一つ一つの道が非常に長いため歩いていると結構疲れてしまいます。
そういう時にはこのようなシェア自転車は基本的にはどこでも乗れますし、乗り捨ても可能です。その点では非常にありがたいですね。
今回も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!
現在中国の路上には様々な種類のシェア自転車が無数に置いてあります。いくつか批判もあるものの、実際に使用してみるとその便利さが理解できたような気がします。今回はそんな中国のシェア自転車の紹介と使い方の解説をしたいと思います。