こんにちは、Hazuki(@August742Leaf)です。
私のSNSを見ていただいている方はご存知かとは思いますが、先日2021年9月1日にアメリカへ渡航いたしました。
私にとっても2019年6月の大学の卒業式以来の渡米で、2年ぶりです。
こちらの体験を通じて、コロナ禍ではありますが、2021年9月現在アメリカに渡航することは可能で、観光などのビザがない場合でもOKという結論に至りました。
※2021年11月上旬より、アメリカは外国人渡航者の入国条件にワクチン接種を義務付けるとのことです。
- 2021年9月現在、ESTAを申請すればビザなしでもアメリカ渡航は可能。
- 追加で陰性証明書と宣誓書、地域によっては別途書類が求められる。
- 税関申告書の記入が不要に(廃止された?)
- 出口でワクチンがすぐに打てるように。
この記事は以前Twitterにて紹介した、アメリカ渡航の情報のより詳細な解説です。
後日ブログで詳しく解説しますが、アメリカ入国するためにやった事紹介します。
【そもそも必要なもの】
・パスポート
・航空券
・ESTA本当に最悪の場合1ドルも持たずにアメリカ行けますが、以上3点は最低限無いと行くことすら物理的に不可能。
ESTAは他のビザでも大丈夫ですが😅続く↓
— Hazuki🇺🇸🇨🇳@LA🇺🇸 (@August742Leaf) September 2, 2021
「これから海外行きたい!」「海外の情報が欲しい」という方は、これからもリアルタイムな情報や最新記事の紹介などやっていきますので、私のTwitterをフォローしていただけますと幸いです。
※情勢は日々変化する可能性がございますので、旅行を検討されている方は再度ご自身での確認とあくまで自己責任であることをご了承ください。
また、私の渡米体験を見て擬似的に旅行を楽しみたいという方のために、YouTube動画も近日アップする予定ですのでそちらもお待ち下さい。
Contents
もともとアメリカ入国に必要なもの
そもそもコロナが無かった頃、アメリカに行く時に必要なものはパスポート、航空券、ESTAぐらいのものでした。
「そんなもの知ってる!」という方は飛ばしていただいても構いませんが、「これがないとそもそもアメリカ渡航は無理」というレベルの必需品です。
パスポート
有効期限が半年以上残っているものが望ましいです。
厳密にはアメリカからの帰路の予定日まで、パスポートの期限が有効であれば問題ないとのことでしたが、かつて私がF-1という学生ビザでアメリカに行ってた際は6ヶ月以上の期限がないと入国できませんでした。
あまり気にしていない方も多いかもしれませんが、渡航前に一度は目を通しておきましょう。
航空券のチケット
こちらも当たり前のように必要ですが、コロナ禍の影響か、値段が高騰している印象です。
私が2021年7月頃に調べた値段ですが、日本航空(JAL)のエコノミークラスが片道で約19万円と普段の倍以上のレートでした。
私は今回、SPGアメックスというクレジットカードを常日頃使用し、そこで得られたMariott BonvoyポイントをJALのマイルに交換し、そのマイルで航空券を取得したため、出費は手数料のみで済ませることができました。
19万円という金額はなかなかの大金ですが、今のコロナで需要が見込めず、衛生管理をより厳重にしなければいけないという事情では減便や値上げはやむを得ないのかなと思います。
ありがたいことに特典航空券で必要なマイルのレートはさほど変化がないので、現状はマイルで航空券を取得するのがお得です。
その点ではマイルがザクザク貯まるSPGアメックスは旅好きの方にはオススメです!
ESTA
就労や一定期間の留学期間などで無ければ、アメリカはESTAというビザ免除プログラム(Visa Waiver Program)を事前に申し込んでおくことで入国が可能となります。
ESTAは数々の代行サイトがありますが、手数料が取られてそこそこの値段になってしまうことがあるので、英語がある程度理解できる方は下記の公式サイトから申請すれば14ドル程度で申し込みできます。
ESTAでの渡航の場合、直行便で行かなければ搭乗拒否されてしまう可能性があるようで、Namiさんという方がコロナ禍のタイミングでESTAで渡航したところ、実際に拒否されたとのことです。
参考:https://chatmbre.com/2021/07/20/esta/
また、仮に乗り継ぎ便出会ったとしても、現状その国のトランジットのルールを都度確認が必要になりますので、ESTAで渡航を行う際は直行便で行くのが現時点ではベターな選択かと思われます。
コロナ禍で追加で必要になったもの
コロナ禍に置いては、上記で紹介した基本的なもの以外に「陰性証明書」と「宣誓書」「(地域ごとに求められる)追加の書類」が必要となりました。
逆に言えば、以上3点さえ用意できれば、アメリカへの渡航が可能です!
※繰り返しますが、こちらの情報は私が実際に渡航した2021年9月1日のものとなります
※渡航の際は念の為ご自身でも最新情報を確認されることを強くお勧めします。
※2021年11月上旬より、アメリカは外国人渡航者の入国条件にワクチン接種を義務付けるとのことです。
新型コロナウイルス陰性証明書
まず必要な書類はフライトの72時間以内にPCR検査を受けて、陰性であることが英語で示されている証明書です。
私は9月1日17:00のフライトでしたが、PCR検査を29日の18:00に行ったため、ちょうど71時間前に検査を行いました。
今回私がチェックインした際にカウンターにて「72時間以内ではなく、3日なのでは?」と確認作業が行われましたが、結果的に72時間以内で問題ないとのことでした。
事前に私がいくつかリサーチしたものがありますので、こちらにいくつか陰性証明書が取得できる病院を紹介しておきますね。
Tケアクリニック:https://www.tcclinic.jp/pc/pcr/
→私はこちらで22,000円で検査と証明書を取得しました。ハワイ州や中国のフォーマットにも対応しています。
にしたんクリニック:https://pcr.nishitanclinic.jp/jal/
→唾液採取の場合は輸送されるキットで、自宅で検査が可能です。輸送などを加味しても時間に余裕がある場合、およそ15,000円で検査と証明書が取得できるのでおそらく最安値です。
芝国際クリニック:https://shibakoku-clinic.com
→ハワイ州指定のフォーマットにも対応しています。YouTubeで実際に利用されて渡米されている方がいらっしゃいました。
神田北口診療所:https://kandakita.clinic/
→完全予約制で待機中のホテルや自宅へのPCR検査の出張往診も行っているようです。お値段も検査と証明書取得で16,000円〜ということで現時点ではお得な部類かと思います。
TケアクリニックとにしたんクリニックはJALポータルより見つけたのですが、こちらを経由して両クリニックを受診するといくらかお得になるようです。参考にしてください。
JAL・海外渡航を予定されているお客さまへ〔PCR検査・帰国時のサービスについて〕
→ https://www.jal.co.jp/jp/ja/inter/option/pcr/
宣誓書(Attestaion)
ここでの宣誓書とは、「PCR検査をフライトがある3日以内に受けて陰性でしたよ」あるいは、「コロナ陽性になったけどここ3ヶ月で完治しましたよ」ということを宣誓する書類です。
アメリカ疾病予防管理センター (Centers for Disease Control and Prevention、CDC)のHPよりダウンロードが可能です。
https://www.cdc.gov/quarantine/pdf/Fillable-Attestation-English-p.pdf
※補足ですが、本人の代わりに代理人が書いても大丈夫なようです。
地域ごとに求められる書類
ロサンゼルスやハワイ州への特定の地域への渡航を希望する場合、以上2点の他に求められる書類がある場合があります。
今回の私の場合、ロサンゼルスへ行くことになりましたので、「Los Angeles Traveler Health Form」というフォームを提出することが求められました。
以下のリンクよりフォームのページに行くことができますので、ロサンゼルスに行かれる方はご利用ください。
名前と連絡先、渡航の目的を記入するだけでOKです。
記入が完了しても確認メールなどは来ないので、スクリーンショットをしておいて、空港でチェックインする際にカウンターで見せればOKです。
入国の面接で受けた質問
一度でもアメリカに入国したことのある人ならわかると思いますが、入国の際には面接があり、返答の次第によっては別室に連れて行かれたり、入国を拒否されたりすることがあります。
※私自身は2021年9月現在、通算で12回アメリカ入国審査を通ったことがありますが、別室連行は2回あり、入国拒否経験はありません。
そのため、どれだけアメリカに慣れていても多少心配するものがありましたが、今回はあっさり入国することが出来てホッとしました。
今回の入国のやりとりはこのような流れでした。
アメリカ入国の際のやりとり
2年ぶりに入国した時との変化や感じたこと
まず以前と比べた時の変化としては、税関申告書の記入が無くなったことです。
以前であれば、飛行機に乗っている間に申告書を渡されて、前持って記入しておくことがルーティンとなっていました。
しかし、今回の渡米では申告書を渡されなかったので、私が寝過ごしたのかなと思い、CAさんと確認したところ、既に税関申告書へ記入する作業が不要になったとのことでした。
これは手間のように感じるアメリカ入国が少しだけ簡略化されたようで嬉しく感じました。
入国審査を終えると、エスカレーターを下りて、荷物を受けとるスペースがあります。
以前であれば、荷物を受け取って申告のために並んでいた列ですが、今回は素通り出来るようになってました。
その際に探知犬にクンクンと匂いを嗅がれて、ランダムに抽出された方が担当の人に聞かれているという形で、私は尋ねられることもなくあっさり出ることができました。
アメリカ入国は大抵1時間くらいは見積もっておいた方が良い印象でしたが、入国審査も含めて30分ほどで全て終了しました。
LAXの入国審査と税関終わってすぐの出口でJJのワクチンが打てるらしい。
18歳以上であればOKとのこと。
以前YouTubeでLAXの外でワクチン打ってるのを見たことありましたが、今は建物すら出る必要がなさそうです。 pic.twitter.com/L6dTcGjIJt
— Hazuki🇺🇸🇨🇳@LA🇺🇸 (@August742Leaf) September 1, 2021
また、出口で迎えに来てくれた友人を待っている間に色々見て回りましたが、国際ターミナルの出口でジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチンが接種できるようになってました。
こちらは1回の摂取で済むワクチンで、18歳以上の方であれば誰でも打てるようです。
また、ターミナル内のカフェやコンビニなどは営業していませんでした。
おわりに
以上、2021年9月のアメリカ入国レポートになります。
これkらアメリカ渡航を考えている方や、海外旅行に興味がある方など、お役に立つことが出来たなら幸いです。
それでは、今回はここら辺で失礼します!
- 2021年9月現在、ESTAを申請すればビザなしでもアメリカ渡航は可能。
- 追加で陰性証明書と宣誓書、地域によっては別途書類が求められる。
- 税関申告書の記入が不要に。(廃止された?)
- 出口でワクチンがすぐに打てるように。
※2021年11月上旬より、アメリカは外国人渡航者の入国条件にワクチン接種を義務付けるとのことです。